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■社 名 株式会社TAO(タオ) ■代表者 櫻井 伸子 ■WEB http://www.tao.voo.jp/ ■公開メールアドレス info@tao-iw.com ■所在地 〒464-0073 名古屋市千種区高見2丁目7-7 ユニオンビル2階 ■T E L 052-763-0003 ■取扱商品 ブライダル記録映像・演出ビデオVTR |
名古屋の市営地下鉄東山線の池下駅から徒歩5分。ビルの一角にブライダルの映像撮影と編集をこなす小さな企業がある。この企業を引っ張るのが、女性社長の櫻井伸子さん。
櫻井さんは若い頃から漠然と「経営者になりたい」と思っていた。しかし、どういう事業をやればいいのかが分からなかった。OLや主婦をしながら、人脈を広げてチャンスを待った。あるとき弟さんからビジネスのネタが舞い込んだ。
―――事業を始めるきっかけは?
以前から漠然と経営というものに興味を持っていました。でも何となくOLとして働き始め、部下という立場でじっと経営者を見ていると、いろんなおかしなところが目に付きました。とくに、人の動かし方にね。「自分ならこうするのになあ」などと常に考えていて、そのうち「自分が経営側だったら・・」とシミュレーションをしたりしていました。
あるとき、弟から「ブライダルの撮影・映像制作会社で独立したいので協力して欲しい」という相談を受けました。「これはやるしかない!」「私の描いていた世界に挑戦できる!」と思い、その話を承知しました。
ブライダルの撮影と編集という仕事をやりたくてやりたくて仕方がなく起業したわけじゃなく、会社経営をしてみたい、と強く思っていました。そこに、たまたま弟が会社の話を持ってきた。もちろん、弟は私の思いをまったく知らずに持ち掛けたそうです。面白いでしょ(笑い)。
―――事業内容は?
主な業務は、ブライダルを中心とした映像撮影・編集です。結婚式の映像を撮るのはもちろんのこと、結婚式の最中に流すビデオ――たとえば、ふたりの生い立ちを紹介する映像、出会いから結婚に至るストーリーを紹介する映像、開演前に流すウエルカムムービー、感謝の気持ちを伝えるハートフルメッセージ、披露宴の最後に流す映像など、いくつかの商品を用意しています。
―――この仕事の楽しさとは?
結婚式というのは一生に一回の晴れ舞台ですよね。その最高の瞬間に立ち会える仕事、お客様の感動を形にする仕事なんですよ、私たちのやっていることは。私たちの作品はたぶんその人が一生大事に大事に持ち続けてくれるでしょ。そういう意味で、お客様の宝物をつくる仕事とも言えますね。披露宴の撮影をしていると、毎回感動して涙が出てしまいます。
――――これまでに苦労したことは?
うーーーん、苦労と思ったことはありませんね。どうしてかというと、苦労も含めて、自分の経験はすべて自分の糧になると思っているからです。
悔しかったことはありますよ、経営者になる前の話です。経営者を夢見ていろんな交流会に参加していました。だけど、主婦だから肩書きがない。だから名刺を持っていない。「何をしている方ですか?」「主婦です。」と自己紹介すると、相手は「なんでこんなところに主婦が?」といった顔をしてなかなか相手にしてくれませんでした。それでも、良い出会いはありました。今でもお会いする方はいらっしゃいますよ。何事もチャレンジですね。出会った方は、私の財産です。
―――これからの会社の課題は?
現在、社員は20代後半が多くて平均年齢が低いです。そして技術面などで皆横並び状態です。皆が横並びの状態はよくないので、ゆくゆくは統率力のあるリーダーが出てきてほしいと思います。
―――経営者として大切なことは?
理念と信念と情熱をもって、まっとうに、こうあるべきだと突き進むこと。
自分の信念をしっかりと持つことです。自分がぶれてはいけません。共に繁栄・発展を目指して経営することが大切だと思っています。
―――これからの戦略は?
愛知県での仕事をしっかりとこなしつつ、東京へ仕事を広げていこうと考えています。名古屋での経験を生かし、東京でも良いものは受け入れてくれるという自身を持って、いろんなビジネスチャンスに挑戦してみたいですね。
ブライダルの映像撮影・編集の他、イベントなどの中継や大学のイーランニングなどの仕事もしています。その他にも映像に係わる仕事にどんどんトライしていきたいですね。
―――学生へのアドバイスを一言
価値基準を自分におくことです。自分は何をやりたいのか、ビジョンを描いて下さい。そして、そのためにはどんな経験をすればよいのか、興味がある事はチャレンジして欲しいです。そこでは、どんな事も自分にとってプラスの経験ができるはずですから。でも、自分が望む方向でなかったら、別の世界をチャレンジする勇気も必要だと思います。ただし、自分のビジョンに基づいての行動ということを忘れないで下さいね。“焦らず・慌てず・諦めず”答えは直ぐには出ませんよ。経験はすべて自分の肥やしです。私はそうやって生きてきました。自分を信じてください。
神谷元樹君(名城大学経営学部1年)
話を聞けば聞くほど、櫻井さんにとって経営者は天職なのだろうな、と強く感じました。また、経営に対する熱意も伝わってきました。それと同時に、社長というイメージよりは、まさに経営担当者、というイメージがわいてきました。
発想や言動も、堂々としていて、様々な苦難を常に前向きに乗り越えてきたからこそ、今、こうして語っていただけたのではないかと思います。今回のインタビューを通じて貴重な体験ができました。ありがとうございました。
横山愛さん(名城大学法学部2年)
企業の社長に会うということで、私はとても緊張していました。でも、インタビューは予想以上に和やかな雰囲気でとても楽しい時間を過せました。
インタビューを通して、桜井社長について感じたことは、まず何よりもバイタリティー溢れる女性であるということです。桜井社長の言葉の中で1番心に残ったのは「後悔は1度もしたことがない」でした。行動力のある桜井社長だからこそ言える言葉だと思います。私もそう言える人生を送りたいと強く思いました。
湯泉里映さん(名城大学経営学部2年)
ポジティブで常に真っ直ぐな信念と、それに伴う行動力の凄さに圧倒されました。やると言ったことは必ずやる、人との信頼を築く上で大切なことを、今回のインタビューで櫻井社長から学ぶことが出来ました。
私も櫻井社長のように、人を惹きつけることの出来るような人間に、自分を成長させようと思います。
そして、櫻井社長の事業は感動を人と分け合えるような素晴らしい事業です。人の幸せな瞬間に立ち会うことが出来、それを形として作り上げる仕事に改めて魅力を感じることが出来ました。


